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新たな記事も増やして行きますので、
今後とも宜しくお願い致します。(^^)





2008年03月05日

らんま1/2 やっぱり猫が好き

らんま1/2 熱闘編 第002話 やっぱり猫が嫌い? フジテレビ
らんま 熱闘編 やっぱり猫が嫌い?

やっぱり猫が好き フジテレビ
やっばり猫が好き

やっぱり猫が好き は、恩田かや乃 恩田レイ子 恩田きみえ の三姉妹が繰り広げるコメディドラマでしたね。
現在も、恩田三姉妹は、サッポロビールのCMに出ているようですね。

生搾りみがき麦
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そういえば、「1ポンドの福音」にも、ボクシングジムの会長役を「小林聡美」さんが、修道院長役を「もたいまさこ」さんが演じていますね。

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2008年02月20日

らんま1/2 サトリ VS カイジ 利根川のイカサマ

逆境無頼カイジ Bet.19 限界 福本伸行 日本テレビ
カイジBet19限界

カイジは出す手をすべて、利根川幸雄に見通されてしまうため、気弱になり、本当に出したいカードが出せずに、別の安全なカードを出してしまいます。しかし、このカイジの気の迷いが幸いして、カイジはこのゲームに勝つことができます。

この話は、日本の民話などでもおなじみのサトリの話とフォーマットは同じです。

日本の民話 サトリ
昔のこと、人間の心を読むことのできるサトリという化物が、ある男の家へとやって来ました。サトリは男の心を読んでなんでも言い当ててしまいます。
「お前は今、俺にいなくなってもらいたいと思っているな」
「お前は今、その棒で俺を殴ろうとしているな」
こんな風に男は思っていることを全て言い当てられてしまい、困り果ててしまいました。すると突然、そばに置いてあったザルの目が外れてパチンとはじけて、サトリを打ちました。
サトリは驚いて、人間は心にもないことをする。と言って逃げて行ったそうです。

カイジの話では、利根川幸雄は、本当はイカサマをしていたのですが、そうであっても、相手の心を読むことがでるというのは、まさにサトリと同じです。そしてそれに対してカイジは、気の迷いから自分の心にないカードを出してしまうことで、サトリである利根川を出し抜くことができたのです。

サトリといえば、らんま1/2のアニメにも出てきましたね。

らんま1/2 熱闘編 第116話 あかねの心がわからない
高橋留美子 フジテレビ

あかねの心がわからない
人の心をなんでも読むことができる、サトリ君。でも、あかねの心だけはどうしても読むことができません・・・。というような話でした。

このような、サトリの類型は、色々なところで応用されているようです。たとえば、サトリを、超能力者とすれば、六田登のダッシュ勝平の「超能力で決勝戦!」や、小林よしのりの「その先は言わないで!」という台詞でおなじみの「異能戦士」という作品が上げられると思います。

サトリを、コンピュータとすれば、ルパン三世に次のような話がありました。

ルパン三世 1st 第22話 先手必勝コンピューター作戦!
モンキーパンチ 日本テレビ

ルパン三世 先手必勝コンピューター作戦

FBIのコンピュータ捜査官が日本にやってきて、ルパンの犯行手口をコンピュータで解析してしまいます。ルパンはコンピュータの予想通りに犯行を行うのですが、気絶させておいた列車の運転手たちが、たまたま息を吹き返してしまうというハプニングのために、コンピュータの予測とはちょっと違った行動をします。そして、銭形警部がコンピュータの指示に反して行動したために、ルパンはなんとか逃げおおせることができます。

また、コンピュータで犯人の行動を予想するという話は、アメリカのTVドラマの「逃亡者」にあったと思います。(ハリソン・フォード主演の映画ではなくて、デビッド・ジャンセンがリチャード・キンブル役の初期版です)
更にコンピュータで予測するという話では、アタックNo.1 の、「機械バレーとの対決」という話がありました。



民話などでは、偶然によってサトリを出し抜いた。ということで、話は終了するわけですが、カイジやルパン三世のような漫画やアニメでは、偶然の勝利で終わらせるわけには行きません。やはりヒーローですので、敵をねじ伏せなければならないのです。

例えば、ルパン三世では、ルパンのキマグレにより、コンピュータの裏をかくという結末になっています。ちょっと安易な感じもしますが、まあ、ルパンらしい結末と言えると思います。
ルパン三世

これがカイジになると次のようになります。

逆境無頼カイジ Bet.20 鬼神 福本伸行 日本テレビ
カイジ20鬼神
利根川は、カイジの耳に付けた器具から、脈拍・発汗・体温などを感知して、そのデータを自分の腕時計に送って、カイジの心の中を読んでいたわけですが、カイジは、それに気付いて自ら耳を切り落として、他人に持たせて、利根川の超能力 (イカサマ) に完全に打ち勝ちます。

僕はこの話を見て、
フィリップ・K・ディック 「タイタンのゲーム・プレーヤー」
というSF小説を思い出しました。話は次のようなものです。

地球人は、タイタンからやってきた、異星人と、ゲームで対決しなければならなくなります。ゲームは人生ゲームのようなもので、伏せたカードを引いて、カードの数だけ駒を進めるというものなのですが、ルールとして、ブラフを使うことができます。つまり、実際のカードの数に従わずに駒を動かすことができるのです。相手方は、それがブラフだと思ったら、ブラフだとクレームをつけることができます。その場合、カードを公開して、それが実際にブラフだった場合は、ブラフをした者にペナルティーが科せられ、それがブラフでなかった場合は、クレームをつけた方にペナルティーが科せられるというものです。

ところがこのタイタンの異星人には、人の心を読む能力があるのです。ですから地球人がブラフをすればすぐにばれてしまうので、地球人側は圧倒的に不利になるわけです。
そこで、この不利を解消するために、地球人側は予知能力者を仲間に入れます。この予知能力者をどう使うかというと・・・・

予知能力者に、予知能力を疎外する薬と、疎外しないみせかけの薬を、ランダムに飲ませます。そして、予知能力者はカードの数字を見ないで、心の浮かんだ数だけ駒を進めます。

もしも彼が、予知能力を疎外する薬を飲んだ場合は、その数は間違っていることになり、ブラフと同じ効果が出ます。予知能力を疎外しない薬を飲んだ場合は、彼の予知能力は正常に働き、そのカードの正確な数だけ駒を進めることができるのです。

この戦略により、地球人は異星人にゲームで勝つことができます。(実際には、地球人が勝つには、もう一つのファクターがありますが、それは、ここでは省略します。)

ところで、カイジの「自ら耳を切り落とす」 という行為は、「危機を脱するために身体の一部を犠牲にする」という話の類型と見ることもできます。罠にかかった動物が、脚を引きちぎって罠から抜け出すというような話が一般的ですが、カイジに近い話としては、グリム童話 「強盗とその息子たち」 という話があります。

強盗は、大男のところへ泥棒に入るのですが、大男に見つかって色々な目にあいます。しかし強盗は大男の目をつぶしてなんとか逃げきることができます。すると大男が、「お前は大した奴だから、褒美にこの指輪をやろう」と言って指輪を渡します。しかしその指輪には魔法がかけられていて、強盗が指輪をつけた途端に、指輪が、「ここにいるぞ。ここにいるぞ。」と大声で叫びます。大男はこの声を頼りに、強盗を捕まえようとします。強盗は指輪を抜こうとしますが、どうしても抜けません。そこで、強盗は自らの指を噛み切って指輪を身から外して大男から逃げおおせる。・・・という話になっています。
(類話としては、その指輪を崖に投じて、大男はそれを追って、谷底に落ちて死ぬ。となっているものもあります。こういうのは、相手の放った追尾ミサイルから逃げ回って、最後にミサイルを放った相手にうまくぶつける。というようなモチーフにも通じるものがありますね。)

ところでカイジについて、一つ気になる点があります。カイジは自ら耳を切り落として、相手のイカサマに打ち勝って、900万円を手にするわけですが、しかしこの900万円というのは、単にギャンブルに勝った分を手にしたに過ぎないのです。本来ならば、利根川たちに、イカサマの代償を支払わせなければなりません。

イカサマというのは、見破られた時には、「破滅」というくらいの、リスクを覚悟しなければならないものです。リスクの伴わないイカサマなど、それはイカサマではなく、絶対的な暴力でしかないのです。
ですから、カイジがイカサマに打ち勝った時点で、利根川ばかりでなく、このイカサマを知っていた、兵頭和尊も全てお仕舞いにならなければならないのです。
でもこれらのことも、話に勢いがあるので、不自然さを感じさせないところが、この漫画のすごいところですね。

2008/2/27日追加
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2007年04月14日

呪泉郷三原則

らんま1/2 熱闘編 第30話 呪泉郷から来た殺し屋 フジテレビ 高橋留美子
呪泉郷三原則

呪泉郷には、呪泉郷風紀委員というのがあるそうで、呪泉郷の呪い的泉に落ちて姿を変えた人たちの、その後の生活を指導するのが、彼らの最も大切な役目だそうです。

そして、呪泉郷風紀委員が人々を指導するに当たり、よりどころとするのが、呪泉郷三原則 です。

呪泉郷三原則

呪泉郷の三原則その1
呪泉郷の呪い的泉に落ちて、変身能力を持った者は、それを悪用してはならない。

呪泉郷の三原則その2
呪泉郷の呪い的泉に落ちて、変身能力を持った者は、その能力で人に危害を加えてはいけない。

呪泉郷の三原則その3
呪泉郷の呪い的泉に落ちて、変身能力を持った者は、その1、その2の原則に違反しない限り、変身能力を使用してもよい。



これは、アイザック・アシモフの、ロボット三原則のパロディですね。

ロボット三原則 われはロボット アイザック・アシモフ 小尾芙佐訳 早川書房

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。



以下、2007/5/13日追加

このロボット三原則は、色々な作品で、ロボットの前提条件になっていることが多く、最近では、イノセンス でもこの三原則が使われていました。

イノセンス 監督:押井守 原作:士郎正宗
イノセンス

ミス・ハラウェイによれば・・・
ガイノイドたちは、自ら故障することによって人間を攻撃する許可を作り出す。ただし、その論理的帰結として、倫理コード第三項からも解放される。



ロボット三原則は、ロボットが人間に危害を及ぼさないようにするための原則ですが、しかしそれは、「殺人や戦争にロボットを使わせないようにするための原則」というよりも、「ロボットが人間にとってかわって、この世界を支配することを、防ぐための原則」という意味合いが強いように思えます。では、なぜこのような原則が必要になったかというと、それはロボットの発生に理由があるように思えます。

一般にロボットといえば、電子部品で作られれているというイメージがありますが、1920年にチェッコのカレル・チャペックという作家が、初めてロボットという言葉を使った、「R.U.R」という作品では、ロボットは機械仕掛けではなく、現在でいうならば、バイオテクノロジーのような技術を用いて、生成された準人間というような存在だったのです。そして、そのストーリーは、人間に使われていたロボットたちが、反乱を起こして、人間を殺戮する・・・というような展開になっています。

チャペックの描いた準人間であるロボットは、視点をちょっと変えれば、奴隷とまったく同じに見えます。西洋では、古代ギリシアの時代から延々と、奴隷社会が続いていたようですが、もしかすると彼らには奴隷の反乱への恐れが、潜在的にあったのかもしれません。(チェコなどのスラブ人は、奴隷とされることもあったようですが)

ターミネーターやマトリックスなどの、機械に対する恐れは、もしかすると、奴隷の反乱に対する恐怖が、その根底にあるのかもしれません。このような観点からすると、ロボット三原則というのは、理想的な奴隷が守るべき原則というようにも見えます。

ところで、話は変わるのですが、ロボット三原則と、日本国憲法の第九条は、とてもよく似ているように思えます。と言いますか、第九条の方が、ロボット三原則よりも更に厳しい内容になっているように思えます。

日本国憲法第九条
1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

この解釈の仕方には色々と難しい問題があるそうですが、まあ、この文章を普通に読むならば、

第一条 日本国民は、戦争をしてはならない。
第二条 第一条の目的を達成するために、日本国民は、軍事力を持ってはならない。
第三条 第一条の目的を達成するために、日本国民には、戦争をする権利は認められない。

というような感じになると思います。これとロボット三原則を比べてみると・・・

ちなみに、僕は政治的なことにはまったく興味がありません。第九条も他の話がそうであるように、比較対象としてたまたま視野に入っただけです。
posted by ranma at 02:14 | TrackBack(0) | らんま1/2テレビアニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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